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参加報告

 投稿者:末延芳晴  投稿日:2019年 5月20日(月)11時35分57秒 ai126246058140.62.access-internet.ne.jp
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  昨日、5月19日の正午から、150回目の「9の日・9条・ハンストイン」に参加しています。

維新の会の丸山穂高衆議院議員が北方領土の返還について、「戦争で奪い返すしかないのではないか」という発言を行ったことに対して、与野党含めた国会議員から新聞・テレビ報道、さらには国民世論の中からも批判の声が高まり、議員辞職を求めて決議案の国会提出が維新を含めた野党各党の間で進められているようですが、この問題の丸山議員の「戦争で領土を取り返す」という発想自体があまりに時代錯誤であり、怒りとかいったレベルを越えていて、声が国民の代用たる国会議員の言うことかと、あきれて、情けなくなります。

戦争兵器、特に核兵器の開発と製造が進み、その一部分を使っただけでも、地球全体が壊れてしまうとまで言われている現在、もし日本が本気でロシアに戦争を仕掛けたなら、日本はあっという間に国土全体を破壊され、日本人は滅亡してしまう。そういう現実の中で私たち日本人は生活しているという事実を、丸山議員は一度でも考えたことがあるのでしょうか?

あるいはまた、北方領土が太平洋戦争の最末期にロシア軍によって占領されてしまったという事実、つまり、軍部独裁下に置かれた日本があの無謀な戦争を仕掛けたことの必然的結果として、北方四島はロシア軍によって占領され、支配され、未だにロシアの統治権下に置かれている現実を少しでも理解していれば、もう一度日本が戦争を仕掛けることなど、到底許されるべきことでないことは、子供でも理解できるはずなのです。

そうした意味で、子供でも分かる理屈を分かってない丸山議員を公認候補として推薦し、衆議院議員に当選させた維新の党と、そんな議員を当選させてしまった大阪の市民、またそんな維新の会を「まあ、いいか」といった感じで許してしまっている国民のいい加減さは、徹底的に批判されなければならないと思います。

ただ一つ、今回の丸山議員の発言がもたらしたプラスというか、メリットがあるとすれば、それは、「奪われた領土を戦争で取り返す」という狂気の発想に対して、国会議員だけでなく、メディアや知識人、そして国民一般が猛反発したということです。これは、今月はじめの「令和」への改元と平成天皇の退位と、新天皇の相違をめぐる、メディアと国民が一体化して展開した、軽佻浮薄なお祭り騒ぎの中で、それでも新旧両天皇の口から、「平成という時代が戦争のない時代であったことをうれしく、幸せに思う」という趣旨の発言があり、国民の方からも、「平成の時代に戦争がなかったことがよかったし、これからも戦争のない時代であって欲しい」という声が多く発せられていたことと相俟って、安倍首相が狂ったようにして、自衛隊がいつでも、どこででも海外の戦争にも参加できるよう、現行の平和憲法を書き換えることを目的とする自民党の改憲プログラムの実現に向けて、なりふり構わず、強引に取り組んできたこと対して危機感を募らせてきた国民の正直な心情の吐露といえるでしょう。

私は、2004年の一月から15年間、平和を願う市民の護憲運動として、24時間ハンガーストライキによる抗議行動を続けてきたわけですが、運動を振り返って思うことは、この市民運動は敗北に次ぐ敗北を続けてきたということ。特に、大方の国民が、安倍内閣の失政に継ぐ失政をどういうわけか大目に見て、衆参両院で自民党+公明党の与党に3分の2以上の議席を与えてしまい、きて未だに50%近い支持率を与え続けていることで、これまで市民の平和運動の支えになってくれていた国民からも裏切られたという気持ちで、ほとんど絶望的気持ちに陥ってきました。

そのため、今回の改元と新旧両天皇の退位と即位をめぐるメディアと国民の大フィーバーも、安倍+自民党の改憲プログラムに利用されるだけだろうと思って見ていたわけですが、新聞やテレビの報道を見ていて、その軽佻浮薄な熱狂振りに愛想を尽かしながら、それでも、この国民的イベントを政治に利用されることを避けようという最低限の防衛線は張られていたように思いました。

もちろん、両天皇の退位と即位の儀式に先立って、新年号「令和」が安倍首相の口から発表され、しかも「令和」の「令」という漢字の語源が、「多くの人々を一箇所に集め、奴隷的に屈従させることで実現した調和」を表す意味であるにもかかわらず、「美しいハーモニー」などと安倍首相が自ら強弁し、それにマスメディア、特にテレビメディアが同調し、「令和」フィーバーを煽ったことことや、退位と即位の日を、わざわざ、5月1日の労働者の祭典であるメーデーの日と、憲法記念日の5月3日に重ねたことなど、さらにはその必然的結果として安倍内閣の支持率が10ポイントも上がったことなどを見れば、結果的に政治的に利用されたといわざるを得ません。

ですが、たとえば、5月1日付けの京都新聞の見出しを見れば分かるように、見出しの大小に関わらず、前天皇の「国民に感謝」とか、「伝統と憲法 両立に配慮」、「新象徴考 国民の中に入る」、「前例なき旅 30年歩み」、「社会問題 深く心寄せ、ご一家3人、織ります絆」、非戦 復興 貫いて誓い」などなど、平和と幸福な生活を願い、国民の中に入っていこうとする新旧両天皇と皇室の願いや意志、姿勢を読者に伝えようとする慎重な配慮が張り巡らされており、メディアが安倍+自民党の意向を忖度し、政治的に利用することに対して、予防線が張られていることが読み取れ、「まだ、日本は捨てたものではない」と、救われた思いがした次第です。

ちなみに、今日の新聞報道によりますと、改元と新旧天皇の即位と退位をめぐる国民フィーバーの影響で、安倍内閣の支持率は再び上昇に展示、50%に近づいたとのことです。国民が安倍首相にこのように高い支持率を与えているのは、「ほかに適任がいないから経済は安倍に任せるしかない」という、消極的理由からだと思います。

一方、日本経済がいよいよ本格的に不況化してきたというニュースも入ってきており、安倍首相が衆参両院同時選挙に踏み切る可能性もいよいよ高まってきているとも報じられています。

こうした事態を前にして、立憲民主党を筆頭に、護憲野党は速やかに連合し、統一候補の選定を急ぎ、何が何でも、衆参両院で3分の1以上の議席確保に向けて、一日も早く万全の体制を築いて欲しく思う次第です。
 
 
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