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追記

 投稿者:紫藻  投稿日:2019年 8月20日(火)18時02分53秒
  「乙姫劇団」の影響があると考えられるのは、「かぐや姫」への拘りではないか。  
 

「クモ男爵」と「月城物語」

 投稿者:紫藻  投稿日:2019年 5月28日(火)01時04分45秒
  https://8146.teacup.com/ohno/bbs/518
で、乙女劇団の「月城物語」がウルトラQ「クモ男爵」(金城哲夫脚本)の発想の元ではないかと書いたが、それを裏付けるようなものがある。
「ウルトラQ伝説」(ヤマダマサミ著)p.240~241に「クモ男爵」の準備稿のストーリーが書かれており、
その中で次のような場面がある。
『ー平がオカリナを吹く。その音色が気味悪く、今日子が吹くのを止めるように言う。だが音色だけがつづく。突如として、(女の顔をもつ巨大蜘蛛に襲われ首筋に血がにじんでいた)葉山が跳ね起きて踊り始めた。昆虫学者の竹原は、南ヨーロッパの毒蜘蛛"タランテラ"の毒のためだと言った。刺されたものは舞踏病にかかるのだ』
決定稿では削られたが、このような踊るというストーリーは「月城物語」の影響である蓋然性が高いと思われる。

「乙女劇団創立50周年記念誌」(おもろ出版 平成11年乙女劇団発行)には、「私達は独特の幻想舞踊歌劇ですよ」(p.30)
沖縄の作家の船越義彰は、
「若い女性集団の歌と踊りが絢爛豪華な舞台を展開した。これは沖縄の演劇界の新風であり、乙姫は沖縄の宝塚とまで言われるようになった。乙姫の歌劇、舞踊歌劇は高い評価を受けた。古典的な歌劇はもとより、新作にも高い評価を受けた作品が多い。中でも「王女御殿」(うみないび・うどぅん)「月城物語」はその最たるものであろう」(p.80)と評している。

沖縄の戦後の庶民に力を与えた乙姫劇団は、金城さんの沖縄芝居にも登場しており、「吉屋チルー物語」の清村悦子さんら団員との様々な縁のみならず、金城さんのシナリオ作りの精神的な柱となっている可能性がある。
 

「206便消滅す」

 投稿者:紫藻  投稿日:2019年 4月27日(土)01時24分45秒
  「206便消滅す」は金城さん改稿。
沖縄関連はオリオン(ビール)だけかと思っていたら、金城さんのお母さんが、東京で見たのを沖縄の店で食べさせた『すき焼き』もあった。
江戸川由利子「今夜は銀座で『すき焼き』を奢ってもらう約束なの」

オリオンの行為は、沖縄の思いを晴らすような意味もあるのかもしれない。
また、香港から飛行機に乗って帰ってくるというくだりは、元々中国でありながらイギリス領となっていた香港を沖縄に譬えているようでもある。
 

「ウルトラ」の由来と円谷英二

 投稿者:紫藻  投稿日:2019年 1月20日(日)14時52分56秒
  NHKサービスセンターから2003年に発行された「テレビ50年」p.148~149に、東京オリンピック中継で「ウルトラC」の言葉を考え出したNHKの鈴木文弥さんのインタビュー記事があった。

練習見学で、Cより上のランクを遠藤幸雄選手がやるので、スーパーC、ダブルCと考えた末、体操の発祥地ドイツでスーパーをウルトラと言うことから、「ウルトラC」と表現することとした。跳馬の山下治広の際にはこれを13回もアナウンス。
そして、東京オリンピックが終わった後で、円谷英二さんから手紙を頂き、「あなたが使っているウルトラCという言葉。これはとっても面白い。ついては今度自分が制作する怪獣映画でこの言葉を使ってもいいでしょうか」と書いてこられたので、「どうぞ、お使いください」と返事を差し上げた。

という内容で、円谷英二がきちんと許可をとっていたこと、怪獣映画と言うことから、早期に怪獣路線を英二が考えていたことが伺える。
 

追加

 投稿者:紫藻  投稿日:2019年 1月19日(土)02時05分1秒
  前述の兼城道子さんは乙姫劇団副団長でもあった。
https://blogs.yahoo.co.jp/yuminuyu/12233929.html
には、「「乙姫」が達成した「幻想的舞踊劇」は、沖縄の文化的財産である! 」ともある。
 

セブン未発見作品「幻想舞踏団」の周辺

 投稿者:紫藻  投稿日:2019年 1月19日(土)01時37分57秒
  琉球新報S46.12.14付に、「伊良波晃 芸能生活25周年記念公演」として、金城哲夫さんの沖縄芝居「一人豊見城」の広告がある。
金城さんの「吉屋チルー物語」にも出演されている島正太郎さんや、金城さんの沖縄芝居に縁の深い北村三郎さん、兼城道子さん、そして協力には、「劇団潮」とともに、既述してきた「乙姫劇団」の名がある。
さて、金城さん脚本のウルトラセブンには未発見原稿があり、白石雅彦「ウルトラセブンの帰還」p.249、p.298に「幻想舞踏団」の内容不明とあるが、1968年1月31日に作品受け取りということになっている。
実は、1968年2月24日~25日に東京の国立劇場で、「第ニ回琉球芸能公演」が開催されており、文化デジタルライブラリ-(↓)に出演者が載っているが、伊良波晃さんや北村三郎さん、兼城道子さん、そして八木政男さんと翁長春子さん(この2人は吉屋チルー物語に出演)の名がある。さらに出語り解説として、嘉手納清美さん(サロメ星人の方と思うのだが)の名もある。
http://www2.ntj.jac.go.jp/dglib/plays/view_detail?class=min_geinou&did=1400126&division=search&kw=%E6%B2%96%E7%B8%84

想像するに、少なくとも、「幻想舞踏団」とは、既述の「乙姫劇団」や、このような琉球芸能団の影響が見られるのではなかろうか。
2月の国立劇場での公演の知らせを受けて、ペンを走らされたように思えてならない。また、「吉屋チルー物語」の仲間とも面会されていたのではなかろうか。そして嘉手納清美さんにも・・・。
金城さんと、琉球芸能役者らとのかなりの繋がりを感じさせる。
 

風来坊

 投稿者:紫藻  投稿日:2018年12月15日(土)23時44分21秒
  「ご覧の通りの風来坊です」
は、ダン登場の名セリフ。
マイティジャック『マイティ号を取り返せ』
でも風来坊のように弾が登場する。
脚本の金城さんがご自分を置き換えているように見える。
特に『マイティ号を取り返せ』では、玉川学園で金城さんと同室だった二瓶さんと、セブンの森次さんとの共演は正に意図的に思える。風来坊の弾(森次さん)に、金城さん自身を投影し、二瓶さんとテレビの中で乾杯する。そして歌を歌う。正に玉川学園同窓会といったところだろう。
(wikiで、二瓶正也さんは玉川学園と書かれていないが、http://kirituki.blog78.fc2.com/blog-entry-1668.htmlで証言されている)

尚、ただのフワフワした風来坊ではないことには注意だろう。『マイティ号を取り返せ』は、「太平洋ひとりぼっち」のオマージュとも思えるが、円谷英二が昔、風来坊のように映画の世界に入り、風来坊のように特撮を試行錯誤し、また、公職追放解除の後に「太平洋ひとりぼっち」を作ったのも、"大海原ではあるが目的を持った風来坊"というような英二自身を投影しているように思える。
金城さんは、そういう経緯経歴にも共感していたと思える。"目的を持った風来坊"は金城さん自身でもあったろう。本土と沖縄の架け橋になるというような目的である。
 

火星大接近

 投稿者:紫藻  投稿日:2018年 8月 1日(水)01時44分28秒
  金城哲夫年譜
https://www.haebaru-kankou.jp/index.php/kinjo-kyakuhon/chronology.html
玉川学園では、金城さんは、金星人との友好サークルも作られたが、火星の様子も後々の活動に影響したかもしれない。
火星の過去の接近の年によると、
http://www91.sakura.ne.jp/~kay2/mars/mars1.htm
玉川大学に進まれた1956年に大接近している。

なお、1954年のゴジラにも感動されたが、玉川学園が標榜する『自己犠牲精神』を芹沢が表していることに感じ入られた可能性が考えられる。それは、ウルトラマンやセブンの生き方や、ウルトラマン「小さな英雄」に反映されていると考える。
 

アンドロイド0指令と魔法使いサリー初回

 投稿者:紫藻  投稿日:2018年 7月20日(金)03時14分10秒
  メモとして・・
ウルトラセブン「アンドロイド0指令」(上原正三脚本)の元ネタとして、魔法使いサリーの初回(https://youtu.be/riTgc9VUuOg)で、深夜デパートでのおもちゃが攻撃するシーン(20:40~)があるのではないか?
「地底GO!GO!GO!」(同)のタイトルも「マッハGO!GO!GO!」からと思われる。
 

「吉屋チルー物語」とウルトラセブン最終回

 投稿者:紫藻  投稿日:2018年 7月11日(水)22時31分43秒
  「吉屋チルー物語」(金城哲夫監督・脚本)
には、ウルトラセブンの最終回と共通点がある。
ネットでは、
https://youtu.be/Uihht39ui84

0:50~は吉屋チルーの歌会で正体を明かすシーン、7:40~はその後チルーとのやりとりの中で、「歌の道に身分の差(侍と百姓など)はない」と諭すシーンがあるが、これは、ウルトラセブンの最終回で、セブンが正体を明かし、その後人間と宇宙人(セブン)は差別はないとするシナリオ構成と共通している。
これは、金城さんと栫井氏との鹿児島旅行中、琉球人差別の話題で突然険悪なムードになったことからも、恐らく当時の沖縄人差別が念頭にあったと思われる。
そして金城さんの場合は、沖縄海洋博覧会の演出を担当する中で、世界の海の水を一つの大きな入れ物に注ぐというイベントにあるように、世界の人々の交わりと平等をも願われていた。
 

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