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ノンマルトの使者の原潜名

 投稿者:紫藻  投稿日:2017年 7月18日(火)05時58分9秒
編集済
  私は、ノンマルトの使者に登場する原潜グローリア号が、占領下の沖縄を襲い米軍統治拠点に甚大な被害を与えた「グロリア台風」からの命名とみるが、脚本におけるその原潜名は、登場頻度のみならず、強調の程度においても尋常ではない。
撮影ではカットされているため気付きにくいが、脚本では、シーホース号を「全滅!?」と驚くキリヤマの次にアンヌが「シーホース号が沈没するとき、潜水艦のようなものを・・」と言い、潜水艦についての問答がしばらく繰り返される部分がある(http://www2.u-netsurf.ne.jp/~okhr/sight7/page42.htm)。これはかなり後に出てくる原潜の伏線として、わざわざ設けられているのである。そしてグローリア号の名が初めて登場する時は、キリヤマが「グローリア号!」と驚き、原潜名が強調されている。グローリア号がウルトラ警備隊のハイドランジャーに破壊された直後に、ノンマルトの海底都市が現れることも原潜の強調と見るべきである。

なお、ノンマルトの容姿について脚本では、「恐ろしく怪奇な顔」とあり、沖縄人を表現しているのか疑問に思っていたが、これは、テレビ画面で内地の人(ヤマトンチュ)を驚かせたいという心情から書かれたものとみることができることに気がついた。
 
 

(無題)

 投稿者:紫藻  投稿日:2016年12月24日(土)04時40分59秒
  「ウルトラマンの飛翔」(白石雅彦著 双葉社)を購入。素晴らしい本と思う。

「怪人イエスタディ」(藤川桂介脚本)は、「無限へのパスポート」のタイトルとなる。
ここには、次のように、沖縄人の“介入”を感じる部分がある。
例えば沖縄には、「ん」で始まる語がいくつもあるから、「無限しりとり」となる↓
http://43ismamorigami.sakura.ne.jp/nnnnnnnn/
当時の沖縄と日本の間の渡航には、「パスポート」が必要であった↓
http://www.museums.pref.okinawa.jp/museum/column/column088/index.html
さらに兵器を拘束する力を持つブルトンとも併せて考えると、異次元的な沖縄のテイストがあるように
思う。
 

(無題)

 投稿者:紫藻  投稿日:2016年12月24日(土)04時08分13秒
  (補足)
ただ、ここで注意が必要なのは、「怪獣殿下」(金城哲夫・若槻文三)というタイトルを少なくとも金城さんは肯定したという点である。
沖縄人の立場では、ややもすると、天皇家に対して複雑な感情を抱くところであるが、このタイトルからは、後々まで交流があった旧日本軍人への思いも、やはり肯定的に理解できるのである。
 

(無題)

 投稿者:紫藻  投稿日:2016年12月24日(土)02時32分14秒
  ウルトラマン「怪獣殿下」のタイトルは、宮様が相次いで誕生した頃の話題だった、
皇太子殿下からだろうと推測する。
皇太子殿下は現天皇となり、昨日は誕生日であった。
 

(無題)

 投稿者:紫藻  投稿日:2016年12月 5日(月)00時09分11秒
  金城さんが出演された回で、ウルトラQ「宇宙からの贈りもの」(金城哲夫脚本)と、ウルトラマン「遊星から来た兄弟」(南川竜、金城哲夫脚本)は、印象的である。
両方の回ともに、出演シーンは会議の一員としてであり、“異星人とどのように接するべきか”ということが会議のテーマとなっているからである。
玉川学園在学時も、金星人との交流について想像をめぐらす会を持ち、沖縄に学徒交流団を率いて渡った実績がある金城さんとしては、先のようなテーマの会議を重要視することは当然であろう。
金城さんにとっては、会議の他の出演者の、テーマに対する「呼吸」も知りたかったかもしれない。そして、密かに、本土と沖縄との距離感を測っていたかもしれない。そして、なぜそこに出演したかったのか、推し量って欲しかったのかもしれない。
「遊星から来た兄弟」では、その後、ウルトラマンの正義を巡って科学特捜隊に難問が突き付けられ、
これはウルトラセブン「ノンマルトの使者」のテーマの萌芽とも感じられるものであるが、ハヤタを縛っていた金属が、工具ではなく人間の少年の涙で断ち切られるのは、このような人類の様々な「呪縛」をどのようにして解き放つのかという問題に対する、金城さんの答えであり、圧巻である。
 

WOO

 投稿者:紫藻  投稿日:2016年10月24日(月)23時27分36秒
  小松崎氏のコンセプトアートのカラー版が発見されたようだ。
https://m.facebook.com/story.php?story_fbid=10206135389058592&id=1679238171
WOOを引きずっているものに、或いはウルトラセブンのウルトラアイがあるのかもしれない。
もう少し考えてみたい。
 

感無量

 投稿者:紫藻  投稿日:2016年 9月 3日(土)02時58分53秒
  http://ryukyushimpo.jp/news/entry-312585.html
http://m-78.jp/TCA/
金城哲夫さんを冠する賞が設けられた。しかも、南風原町と円谷プロ双方が関わっている。
感無量。
 

(無題)

 投稿者:紫藻  投稿日:2016年 8月31日(水)01時33分32秒
  オリオンビールの命名由来
http://www.orionbeer.co.jp/company/history.html
M78星雲はオリオン座の方角にある。
78は、那覇に通じるらしい。
金城さんは、「206便消滅す」で、「オリオン太郎」を登場させている。
「太郎」は、古い由来の名前であり、沖縄では、「タラー」として
伝わっていると考えると、本土と沖縄との歴史的共通性に注目していた金城さんらしい命名である。
また、酒好きな金城さんらしい命名でもあるといえよう。
M78は、不思議な符合である。
 

「故郷は地球」と「認識票No.3」と「狙われた街」の関係

 投稿者:紫藻  投稿日:2016年 7月 4日(月)03時03分57秒
  ウルトラマン「故郷は地球」(佐々木守脚本)。ウルトラセブン「認識票No.3」(金城哲夫脚本)。同「狙われた街」。
「故郷は地球」で伏せられている「ある国」は、フランスだろう。
棲星怪獣ジャミラは、アルジェリアの独立運動家ジャミラ・プーパシャからといわれ、アルジェリアはフランスの植民地である。ムッシュ・アランはフランス人。そして考えるべきは、科学特捜隊の本部がフランスのパリであるということである。(※1)
こうすると、佐々木守氏の眼は、科学特捜隊自体の欺瞞性に向けられていると考えざるを得ない。アランの無慈悲な言葉は、その一つの証左だろう。
このストーリーに、「ノンマルトの使者」を書いたような金城さんが共鳴し、続きを書きたいと思ったとしたらどうであろうか? ウルトラQの「チルソナイト」にウルトラセブンで続きを書いたようにである。
その“続き”に当たるのが、NG稿となった「認識票No.3」ではないかと考える。
宇宙探検でワイ星に置き去りにされた隊員が、その厳しい環境を生き延びて変身し地球に復讐するというストーリーは、厳しい環境の星に見捨てられて変身したジャミラ隊員との共通性がある。(※2)
また、認識票No.3に登場する怪獣「ジャッキー」の語感は「ジャミラ」との類似性が感じられる。棲星怪獣とされたジャミラの棲星という意味不明な言葉を金城さんならばどう解釈したか・・・ワイ星というのは、難しい漢字をカタカナで書く癖がある金城さんを考えると、Yではなく、矮星の矮のことかと思う。漢字に頓着しない金城さんは、棲という漢字を矮と読み替えた可能性もあるのではないか。
さらにワイ星が登場する「狙われた街」まで続きを広げて考えると、宇宙ケシの実こそ、復讐を誓う争いの原因であり、ジャミラも認識票No.3の隊員もそれを食べていたという答えが出てくる。金城さんは、そのことに焦点を当て、宇宙ケシの実に、人間の愚かな心を投影したかったのではないかと思われる。続編を書いてまで強調したかったのは、そのことであろう。

※1 個人的には、パリ本部というのは、基地に縛られるような沖縄を嘆き、自由のための革命が起こったフランスに共感した金城さんの意向が反映されていると考える。
※2 金城さんにとって、変身は変心でもあり、沖縄が戦争と基地問題で厳しい環境となって、本来の心が変わってしまったということもどこか心の底にはあるだろうと考える。
 

グロリア台風

 投稿者:紫藻  投稿日:2016年 6月 4日(土)03時56分35秒
  「ノンマルトの使者」(金城哲夫脚本)に登場するグローリア号の命名の元となった、1949年に沖縄を襲った台風と考えられる。
ネット上でも、「沖縄」と「グロリア台風」で、様々なサイトがヒットするが、その甚大な被害を確認する。
http://www.rekishi-archive.city.naha.okinawa.jp/archives/item3/82181
の写真が物語るように、米軍による沖縄統治拠点が破壊され、
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjfs/97/3/97_143/_pdf
の147頁にあるように、風速66メートルで、民間は勿論だが、米軍の施設と兵舎の半分と司令部の4分の3が破壊されるというすさまじいものであった。
この当時、金城さんは11歳。どのような感情を持たれたであろうか。結果的に米軍に助けられたとはいえ、家屋が旧日本軍関係施設として利用され、その軍に母を助けられ良好な関係にあった金城さんにとっては、戦後間もない頃を襲った巨大台風は、米軍を襲う『神風』を想起させただろう。
(その意味でウルトラマンというものは、金城さんにとって、所謂『ニライカナイ』からの恵みというより、体験的には『神風』に近いと言えるかもしれない)
グロリア台風を体験した金城さんにとって、先住民であるノンマルトがグローリア号を使って侵略者を蹴散らすという設定は極めて自然なものであったろうと考える。それは、沖縄と米軍ということを超えて、先住民と侵略者というある意味普遍的な課題を突き付けているし、先住民への思い入れは、沖縄人としての感情がそのまま発露しているといってよいのではないだろうか。
 

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